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AWS LightsailにCloudWatch監視アラームを設定する方法【CPU・ステータスチェック】

AWS LightsailにCloudWatch監視アラームを設定する方法【CPU・ステータスチェック】

AWS Lightsailで運用しているWordPressサイトに、監視アラームを設定する手順をまとめました。以前、メモリ不足でサイトがダウンした経験から、早期検知の仕組みを整えることにしました。

目次

LightsailとEC2のCloudWatch対応の違い

LightsailはAWS CloudWatchとの連携が限定的です。EC2では使えるCloudWatch Logsやカスタムメトリクスが、Lightsailでは基本的に使えません。ただし、Lightsail独自の監視・アラーム機能があり、WordPressの死活監視には十分対応できます。

機能EC2Lightsail
CPUメトリクス✅ フル対応✅ 独自画面あり
メモリ監視✅ エージェント導入で可⚠️ 標準では取れない
CloudWatchアラーム⚠️ Lightsail独自のみ
CloudWatch Logs❌ 基本NG

Lightsailで確認できるメトリクス一覧

Lightsailコンソール → インスタンス → 「メトリクス」タブから以下のメトリクスを確認できます。

メトリクス名内容
CPU使用率CPUが何%使われているか
CPUバーストキャパシティー(%)バースト残量(%)
CPUバーストキャパシティー(分)バースト残量(分)
受信ネットワークトラフィック外からの通信量
送信ネットワークトラフィック外への通信量
ステータスチェックの失敗死活監視(インスタンス+システムの合算)
インスタンスステータスチェックの失敗OS・アプリ側の異常
システムステータスチェックの失敗AWSインフラ側の異常

アラームの設定手順

メトリクス画面の各グラフ右上にある「アラームを追加」からアラームを作成します。今回は以下の3つを設定しました。

① CPU使用率アラーム

高負荷の早期検知を目的とした設定です。

項目設定値
メトリクスCPU使用率
条件次を超過、または等しい
しきい値80%
頻度2回
所要期間20分

しきい値を10%など低く設定すると、WordPressの通常処理でも頻繁に通知が届いてしまいます。誤報が続くと通知を無視するクセがつくため、80%程度に設定するのが適切です。

② CPUバーストキャパシティーアラーム

Lightsailはバースト型のCPU性能を持つため、バースト残量が枯渇するとパフォーマンスが急落します。以前メモリ不足でダウンした経緯もあり、この監視は特に重要です。

項目設定値
メトリクスCPUバーストキャパシティー(%)
条件次に満たない、または等しい
しきい値25%
頻度2回
所要期間10分

「以下になったら」という条件なので、条件の選択を「次に満たない、または等しい」にする点に注意してください。

③ ステータスチェック失敗アラーム

サイトダウンを即座に検知するための設定です。1回でも失敗したら即通知にします。

項目設定値
メトリクスステータスチェックの失敗
条件次を超過
しきい値0 failures
頻度1回
所要期間5分

「追加通知」の「アラームがトリガーされなくなったときに通知を受信」にもチェックを入れておくと、ダウン検知だけでなく復旧時にもメールが届くので便利です。

メール通知の設定

各アラームの「また、次の方法で通知してください」セクションで「Eメール」にチェックを入れます。初回は確認メールが届くので、メール内のリンクから承認する必要があります。承認しないと通知が届かないので忘れずに行いましょう。

まとめ:設定した3つのアラーム

アラームしきい値目的
CPU使用率80%以上・20分間で2回高負荷の早期検知
CPUバーストキャパシティー25%以下・10分間で2回パフォーマンス低下の前兆検知
ステータスチェック失敗0 failures超過・1回サイトダウンの即時検知

Lightsailの監視設定はEC2ほど細かくはありませんが、個人サイトの運用には十分な内容です。次のステップとして、EC2環境でCloudWatchエージェントを使ったより本格的な監視設定に取り組む予定です。

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