前回の記事ではCloudWatchエージェントを使ってメモリとディスクの監視アラームを設定しました。今回はCloudWatchダッシュボードを作成して、CPU・メモリ・ディスクの3つのメトリクスを一画面で確認できる環境を整えます。
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目次
CloudWatchダッシュボードとは
CloudWatchダッシュボードは、複数のメトリクスやアラームを一画面にまとめて表示できる機能です。EC2のCPU・メモリ・ディスクをまとめて確認したい場合に便利です。
ダッシュボードの作成手順
- AWSコンソール → CloudWatch → 左メニュー「ダッシュボード」
- 「ダッシュボードの作成」をクリック
- ダッシュボード名を入力(今回はEC2-Monitor)
- 「ダッシュボードの作成」をクリック
ウィジェットの追加
ダッシュボード作成後、ウィジェットの追加画面が表示されます。今回は3つのウィジェットを追加しました。
ウィジェットのタイプ選択
今回は「数値」を選択します。現在の値が大きく表示されるので、一目で状態を把握しやすいです。
| タイプ | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| 線 | 時系列グラフ | 推移を見たいとき |
| 数値 | 現在値を大きく表示 | 現状を瞬時に把握したいとき |
| ゲージ | メーター形式 | 上限に対する割合を見たいとき |
| データテーブル | 表形式 | 複数メトリクスを比較したいとき |
① メモリ使用率ウィジェット
- ウィジェットタイプ:数値 → 「次へ」
- CWAgent → ImageId,InstanceId,InstanceType → mem_used_percent にチェック
- 「ウィジェットの作成」をクリック
② ディスク使用率ウィジェット
- 右上の「+」ボタンをクリック
- ウィジェットタイプ:数値 → 「次へ」
- CWAgent → ImageId,InstanceId,InstanceType,device,fstype,path → disk_used_percent(pathが「/」のもの)にチェック
- 「ウィジェットの作成」をクリック
③ CPU使用率ウィジェット
- 右上の「+」ボタンをクリック
- ウィジェットタイプ:数値 → 「次へ」
- EC2 → インスタンス別メトリクス → CPUUtilization(対象インスタンス)にチェック
- 「ウィジェットの作成」をクリック
完成したダッシュボード
3つのウィジェットが並んだダッシュボードが完成しました。右上の「保存」をクリックして保存します。
| メトリクス | 現在値 | 状態 |
|---|---|---|
| メモリ使用率 | 63.4% | ⚠️ やや高め(アラーム:80%) |
| ディスク使用率 | 42.9% | ✅ 正常(アラーム:80%) |
| CPU使用率 | 1.21% | ✅ 余裕あり |
メモリが63.4%とやや高めです。t3.microはメモリが1GBしかないため、WordPressの運用では注意が必要です。80%を超えたらアラームメールが届く設定にしているので、早期に対処できます。
まとめ
CloudWatchダッシュボードを使うことで、CPU・メモリ・ディスクの3つのメトリクスを一画面で確認できるようになりました。前回設定したアラームと組み合わせることで、EC2の監視体制が整います。
| 監視項目 | 対応 |
|---|---|
| CPU使用率 | ダッシュボードで確認(EC2標準メトリクス) |
| メモリ使用率 | ダッシュボード確認+80%でアラーム通知 |
| ディスク使用率 | ダッシュボード確認+80%でアラーム通知 |
次のステップとしてELB(ロードバランサー)の学習に進む予定です。

